芸術家のジェフ・クーンズさんの風船にしか見えない彫刻が10/17の世界一受けたい授業の現代アートの中で紹介されました。
バルーンアートのような見た目はもちろんのこと、お値段もとんでない金額ということでとても興味をひかれました(^^)
ジェフ・クーンズの作品は存命している芸術家の中では最高値がついているんです。
今回は
・ジェフ・クーンズさんのバルーンアートのような作品はどんなものがあるのか
・作品についた値段
・バルーンアート以外の作品
について紹介していきますね!
ジェフ・クーンズのバルーンのような作品
クーンズ氏の風船のように見えるアート作品をまずはいくつかご紹介します。
ラビット
まず、クーンズといえばこれ!と言われるくらいの代表作が1986年に作られた「ラビット」です。
ラビットはステンレス鋼でできており、バルーンアートのウサギをモチーフにした彫刻作品です。
ツヤツヤですね~!
確かに柔らかそうで風船でできているみたいに見えます。
高さは104㎝。
バルーンドッグ
次も有名な作品ですが「バルーン・ドッグ」
色はブルー、マゼンダ、イエロー、オレンジ、レッドの5色あります。
バルーンアートそのものですよね!
これがステンレス鋼でできているなんて、信じられないくらいです(*^^*)
チューリップ(1995-2004)
バルーンフラワー(1995-2000)
色はマゼンダ、イエロー、オレンジ、レッドの5色。
聖心(1994-2007)
色は赤/金、紫/金、金/赤、マゼンダ/金、青/マゼンダ。
ダイヤモンド(1994-2005)
色はグリーン、ピンク、ブルー、イエロー、赤の5色。
バルーンモンキー(2006-2013)
色はレッド、マゼンダ、ブルー、イエロー、オレンジ。
バルーンスワン(2004-2011)
色はマゼンタ、ブルー、バイオレット、イエロー、レッド。
バルーンラビット(2006-2010)
色は、レッド、マゼンダ、ブルー、イエロー、パープルの5色展開。
ティティ(2004-2009)
番組にも登場したティティ。
どうみても風船ですが、こちらもステンレス製。
重さは80㎏以上もあります。
引用 公式サイト
どれも、針でつついたらしぼみそうな出来栄えです(笑)
ジェフ・クーンズの「ラビット」「バルーンドッグ」の値段は?
史上最高額のお値段ってどのくらいかのか気になりますよね~!
存命している芸術家の作品で最高額をたたき出したという作品は「ラビット」です。
お値段なんと、約100億円!!!(9110万ドル)
2019年にオークションで落札されています。
とんでもない値段ですね!!
それを払える人がいるというのも驚きです。
2013年に落札されたバルーンドッグ(オレンジ)は、約64億円(5840万ドル)です。
2008年には、バルーンフラワーが約27億3000万円で落札されました。
どれも超高額ですね。
クーンズの作品はオークション市場で最も高値で取引されているものの1つだそうですよ。
ジェフ・クーンズの他の作品は?
クーンズの芸術作品はバルーンアートだけではありません。
他にも数多くの有名作品を生み出しているんです。
一部を紹介しますね。
マイケルジャクソンとバブルス(1988年)
マイケルジャクソンがペットのチンパンジー・バブルスを抱いている等身大の陶器像です。
3体作ったうちのひとつが約560万ドルで落札されています。
残り2体はサンフランシスコ近代美術館とザ・ブロード美術館にあります。
パピー(1992年)
「ジェフ・クーンズのパピー」スペイン, ビルバオ・グッゲンハイム美術館 pic.twitter.com/ojEJ2wZMyk
— Lisk156【松田家】 (@real_Lisk156) October 17, 2019
クロムステンレス鋼製で高さは13mという大きな作品です。
ウェスト・ハイランド・ホワイトテリアという犬種の犬に花の装飾が施されています。
現在はスペインのバルビオにあるグッゲンハイム美術館の入り口で観ることができます。
ジェフ・クーンズとはどんな人?
現代美術家ジェフ・クーンズについても紹介しておきますね。
【金属製ウサギ像に100億円 存命芸術家で過去最高額】
競売大手クリスティーズはニューヨークで行った競売で、米国の芸術家ジェフ・クーンズ氏(64)の金属製彫刻「ラビット」(ウサギ)が約100億円で落札されたと発表しました。
記事はこちら⇒https://t.co/jdfnup93oa pic.twitter.com/S0wDzA49xX
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) May 16, 2019
生年月日 1955年1月21日
出身 アメリカ合衆国ペンシルベニア州
学歴 シカゴ美術館付属美術大学、メリーランド美術大学大学院
キャッシュ性を表現した作品が特徴。
影響力のあるアーティストですが、ジェフ・クーンズへの専門家の評価は真っ二つに分かれています。
「現代のミケランジェロ」という賞賛と「キャッシュで下品。商業的」というものです。
専門家の中で好き嫌いがはっきりしている芸術家なんですね。
ジェフ・クーンズの作品と値段まとめ
風船のように見えるステンレス鋼製の彫刻で有名な現代アート美術家のジェフ・クーンズさんの作品、値段についてご紹介しました。
ステンレスがあんなに柔らかそうに見えるのはとても不思議でおもしろいですね~(^^)
また、オークションで超高値がつくアーティストということで、非常に濃いファンが多いということでしょうか。
まだクーンズ氏は65歳ですので、これからもあっと驚くような作品を生み出してくれるかもしれませんね!
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