映画「アイヌモシリ」が10月17日から公開となっています。
主人公アイヌの少年カント役は演技初挑戦となる下倉幹人さんです。
素朴で力強いまなざしが印象的な少年ですね。
今回は、下倉幹人さんとはどんな人なのかプロフィールをご紹介していきます(^^)/
下倉幹人のwikiプロフィール
本日は主人公・カント役
下倉幹人さん取材日📸オンラインにて北海道阿寒と繋いでインタビューです📶
撮影は2018年、現在は高校1年生の下倉さんです🌈
映画について沢山お話し頂きました😊掲載誌はおってお知らせします🖋#アイヌモシリ#アイヌモシㇼ#アイヌ#北海道#阿寒湖#アイヌコタン pic.twitter.com/lRsOOLM3tp
— 映画『アイヌモシㇼ』 (@AinuMosir) August 16, 2020
●2004年10月15日生まれの高校一年生
●釧路市立阿寒湖中学校卒業
●北海道釧路市阿寒町出身
●生まれは関東
●小学校2年生から阿寒湖で生活
●地元・阿寒湖畔のバンドGREEN Bou Grinbo(グリンボウ グリンボ)でボーカルギターを担当
下倉幹人はアイヌの人?
映画「アイヌモシリ」のカントは北海道の阿寒湖畔に暮らすアイヌの少年という役どころですが、演じている下倉幹人さんはアイヌの方なのか気になりますね!
下倉幹人さんは実際にアイヌの血を引いているそうです!
同じく「アイヌモシリ」にカントの母親・エミ役で出演している下倉絵美さんは幹人さんの実のお母さん。
お母さんはアイヌ工芸作家、アイヌ歌謡の歌い手さんなんです。
アイヌの伝統を伝えてる人がお母さんということで、幹人さんも幼少期からアイヌ文化はとても身近なものだったそうです。
GREEN Bou Grinbo(グリンボウ グリンボ)の活動
下倉幹人さん北海道の阿寒湖畔で活動するバンド、GREEN Bou Grinbo(グリンボウ グリンボ)でボーカル&ギターを担当しています。
GREEN Bou Grinbo(グリンボウ グリンボ)のメンバーはほとんどが中高生で構成されています。
メンバー唯一の大人であるPETEさんこと辺泥(ぺて)敏弘さんの声かけで始まったバンドです。
なんと全員がアイヌにルーツのある人たちだそう!
下倉幹人さんが作詞したアイヌ語のオリジナル曲もあるんですよ。(ただし翻訳は別の人)
グリンボウ グリンボは2019年に阿寒湖畔で行われた島谷ひとみさんのライブに出演し、下倉さんが作詞した「エイコシテク ヤヤン ケシト」をいっしょに歌っています。
グリンボウ グリンボは阿寒湖のスターといっても良さそうです。
アイヌの血を引く若い人たちが、アイヌ語の歌を歌ってアイヌの伝統を紡いでいくってとても素敵ですよね!
初主演作「アイヌモシリ」とは
「アイヌモシリ」アイデンティティに揺れる少年の心の機微を映す予告編&場面写真公開 #アイヌモシリ https://t.co/Z0HQxCySgq
— 映画.com (@eigacom) September 3, 2020
下倉幹人さんが主演をつとめる「アイヌモシリ」についてもご紹介します。
幹人さんは現在は15歳の高校1年生ですが、撮影したのは2018年なので13歳か14歳の頃です。
アイヌモシリ作品概要
福永壮志監督の長編映画2作目。
第19回トライベッカ映画祭で日本初の審査員特別賞を受賞。
10/17の東京ユーロスペースを皮切りに全国で上映予定。
あらすじ
14歳のカントは、アイヌ民芸品店を営む母親のエミと北海道阿寒湖畔のアイヌコタンで暮らしていた。
アイヌ文化に触れながら育ってきたカントだったが、一年前の父親の死をきっかけにアイヌの活動に参加しなくなる。
アイヌ文化と距離を置く一方で、カントは友人達と始めたバンドの練習に没頭し、翌年の中学校卒業後は高校進学のため故郷を離れることを予定していた。
亡き父親の友人で、アイヌコタンの中心的存在であるデボは、カントを自給自足のキャンプに連れて行き、自然の中で育まれたアイヌの精神や文化について教え込もうとする。
少しずつ理解を示すカントを見て喜ぶデボは、密かに育てていた子熊の世話をカントに任せる。世話をするうちに子熊への愛着を深めていくカント。
しかし、デボは長年行われていない熊送りの儀式、イオマンテの復活のために子熊を飼育していた。
公式サイトより抜粋
アイヌモシリとは?
アイヌモシリとは、「人間の国」という意味のアイヌの言葉です。
他のキャストもアイヌの人なの?
アイヌモシリに出てくるアイヌの人々は、全員がアイヌにゆかりのある人が演じています。
監督の希望で、よりリアルなアイヌの今の姿を伝えるためにアイヌの人たちにお願いをして出演してもらったそうです。
下倉幹人さんは以前から福永監督とは知り合いだったそうで、今回のオファーをもらって出演が決まったんだとか。
映画「アイヌオシリ」にはグリンボウ グリンボのメンバーが全員出演しています!
下倉幹人のwikiプロフィールまとめ
「アイヌモシリ」のカントと下倉幹人さんは名前も境遇もよく似ていますね。
一見ドキュメンタリーかと思う人もいるかもしれませんが、脚本も福永壮志監督が書いています。
まだ高校1年生の幹人さんですが、この映画やグリンボウ グリンボの活動を通じてアイヌの文化や伝統を伝える貴重な存在だとわかりました。
これからの活躍も楽しみです。
米倉れいあちゃんについての記事はこちらから(^^)/
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