アプリなどのSMS認証代行業者が、paypayポイントを不正に現金化したというニュースがありました。
なんと高級車レクサスの購入資金、約2000万円も不正なポイントで調達したというから驚きました。
恥ずかしながら「SMS認証代行業者」という言葉を初めて聞きました(^^;)
何それ⁉と思って調べたので、ご紹介します!
この記事をよんでわかること。
・SMS認定代行は違法なのか
SMS認証代行とは何か
SMS認証とは、Twitterやメルカリといったアプリの新規登録の時に携帯電話番号の登録や登録した携帯電話番号あてにショートメッセージ(SMS)で送られてくる認証コードを入力して本人確認を行う仕組みの事です。
SMS認定代行は、何らかの理由で自分の携帯電話番号を本人確認に使えない人が、他人の携帯電話番号を使って本人確認をすることをいいます。
SMS認定代行業者とはこの認定代行を行っている人たちのこと。
大量のSIMカードを所有しており、自身の所有する携帯電話番号を顧客に教えてアプリ等へ登録させ、二段階認証としてSMSに送られてくる確認コードを追加で教えることでアカウントの作成をするというものです。
これはアカウントを作成する本人の電話番号が登録されないため、身元が発覚しにくく他人になりすますことも可能なため、犯罪に使われるリスクがあるものです!
SMS認証代行は違法なのか
結論から述べますと、SMS認証代行は犯罪行為に該当します‼
刑法第161条の2「市電磁的記録不正作出・同供用」にあたり、実際に逮捕者も出ています。
料金を支払ったのに認証代行せずに音信不通になる悪徳な業者も多いので、絶対に安易な気持ちで利用しないようにしましょう!
SMS認証代行業者はTwitterで取引している
SMS認証代行業者は利用者を獲得する手段としてSNSを使用しています。
少し前はヤフオク、メルカリ、ラクマなどに「SMS認証代行」という出品がたくさん出回っていたそうです。
現在は規制が厳しくなり、ヤフオクなどではほとんど見かけません。
(筆者が確認した時点ではヤフオクのみ数点の出品がありました)
最近ではもっぱらTwitterを使って集客しているようです。
アプリ名をずらっと記載して、1回いくら~と金額が提示されており「DMください」という内容がほとんどです。
認証代行されている主なアプリ
Twitterの投稿から、認証代行業者と取引されているアプリを抜粋します。
ヤフオク
ラクマ
LINE
Tinder
「Tinder」はマッチングアプリですよね。
SMS認証代行の料金
1回500円から1500円くらいのようです。
自分でSIMを用意するより安いということで、利用してしまう人がいるようです。
SMS認証代行って何?まとめ
LINEやTwitterを使ってる人はとても多いですよね。
使っていない人を探すほうが大変なくらいです。
そんな身近なアプリの新規登録を他人の電話番号でしてしまうSMS認証代行。
安易な利用はせず、自分の電話番号を使うか自分で格安SIMを用意するなどして適切に利用するようにしましょうね(^^)
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