ドラフト候補にも挙がっている大阪桐蔭の3年生、関戸康介。
2021センバツでは、本来の投球ができず初戦敗退とくやしい結果になったのは記憶に新しいところです。
2021夏の高校野球までにどれだけ成長するか注目ですね。
今回は、そんな関戸康介の小学校・中学校、球種や球速、成績、強みや持ち味などを見ていきましょう!
関戸康介の小学校、中学校は?
小学校は、佐世保市立広田小学校(長崎県)で、1年生の時から軟式野球チームのセインツジュニアに入ります。
6年生の時には、福岡ソフトバンクフォークスジュニアに選ばれ、NPBジュニアトーナメントで投げた時の球速は129km/hでした。
小学生ですでに剛腕の片鱗をみせていたわけです。
中学校は、監督から誘いがあって「投打ともに高いレベルで、人間的に成長できる」という理由から明徳義塾中学校(高知県)に進みます。
明徳義塾3年生の夏は軟式野球の全国大会で準優勝、球速146km/hまで伸ばしました。
その球速のあまりの速さで当時から注目を集めており、ミライモンスターなどのテレビにもたびたび出演しています。
中学校入学の時点で自分の進路を決め、親元を離れて生活するのはなかなかできない事ですね。
また、寮では2人部屋で携帯(スマートフォン)禁止などのルールがありましたが、「空き時間は勉強に力を入れられるし、野球に集中できるよう環境」と話しています。
まじめな少年だったことがうかがえます。
しかし、3年生夏の大会後に中高一貫の明徳義塾を辞めて、地元の佐世保市立広田中学校に転校します。
これは当時ちょっとした騒動になりました。
その後、高校へはご存じのとおり大阪桐蔭高校へ入学します。
明徳義塾をやめた理由は、
「明徳義塾高校にそのまま進むよりも環境を変えて高いレベルで野球をしたい。
さらに、文武両道に力を入れている大阪桐蔭高校に行きたい。」
と語っています。
ちなみに、大阪桐蔭高校は一般受験で入りました。
野球だけでなく、勉強もしっかりやってきたんですね。
感心します。
関戸康介くんはとても野球に対して貪欲な性格であることがわかります。
そのハングリー精神こそが、関戸くんがこれほどの選手になった成長の秘訣でしょうね。
関戸康介の身長体重は?
どこよりも早い!春のセンバツ「優勝徹底予想」&注目選手
「今年は近畿の6校の力がある。中でも、大阪桐蔭(近畿大会準優勝)が優勝候補の筆頭です」
投手は今秋ドラフト1位候補の最速150キロ左腕・松浦慶斗(2年)を軸に、関戸康介(2年)ら多くのドラフト候補を擁する。 pic.twitter.com/wpPflaelWs
— 🌈sero🌱🐰 (@g4Bpl1AsevtGpr7) January 31, 2021
関戸康介は、身長178cm、体重81kgのがっちりとした体形です。
中学校2年生の時点で、既に170cm、60kg以上あったそう。
小学生の時からしっかりと食べ、トレーニングをしてきたのだと思います。
では、関戸君がその恵まれた体形からどのような球を投げるのか見ていきましょう。
関戸康介の球種や最速は?
関戸くんが投げる球種は、ストレート、スライダー、カーブ、スプリット、カットボールです。
武器は高校球児のトップレベルである最速154km/hのストレートです。
スライダーは、打者の近くで鋭い変化をし、空振りを奪えます。
カーブは、緩く大きくな変化で、緩急をつけるのに有効です。
スプリットは、途中まではストレートと同じ軌道で、打者の近くで落ちます。
変化球の球種が多いのも強みです。
最速154km/hは高校生の中では最速クラスです。
がっちりとした体形を活かした体全体を使ったフォームなので、速い球を投げられるのでしょう。
関戸康介のこれまでの成績は?
各チーム18人のプロ野球ジュニアトーナメントに出場するなど、小学生時代から実力がある事が分かります。
中学生時代:軟式野球の全国大会で準優勝(3年生夏)
高校1年生から公式戦に登板しており、地方大会ではほとんど失点していませんが、センバツではコントロールを乱したこともあり失点につながっています。
奪三振率を見ると、三振を奪うことができるピッチャーと言って良さそうです。
21センバツ:1試合、1 1/3回、防御率6.75、被安打率13.50、奪三振率13.50、四死球率20.26
地方大会(19秋、20夏秋):11試合、19回、防御率1.89、被安打率2.84、奪三振率11.84、四死球率4.74
関戸康介の強みや持ち味は?
関戸康介の強みは、三振を奪える投球です。
最速154km/hのストレートと鋭く曲がるスライダーなどの変化球を投げ分けるピッチングが持ち味となります。
2021夏の高校野球では、より持ち味を生かした投球が見られるといいですね。
関戸康介(大阪桐蔭)まとめ
これまで、関戸康介の小学校・中学校、球種や球速、成績などを見ていきました。
2021センバツで悔しい思いをした分、夏にどれだけ活躍できるか期待です。
高校卒業後はプロに進んでほしいと思いますが、文武両道に力を入れる選手なので大学進学の可能性も考えられますね。
進路についても注目していきましょう。
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