両親や祖父母などから「来年本厄でしょう?厄払い行きなさいよ」と言われたことはありませんか?
つい最近、私も母親と来年のことについて話をしたばかりです。
厄払いは年明けに行くイメージがありますが、新年早々の時期が過ぎてしまったらもう行けないのでしょうか。
厄払いっていつまでに行くのがいいのかってよく知らない人も多いですよね。
実は、厄払いに行く時期は、節分までに行くと良いとされていますが、過ぎてしまったとしても問題ないんですよ♪
くわしく説明していきますね!
厄払いについて気になる方はぜひ読んでみてくださいね^^
厄払いはいつまでに行くのがいいの?
まず、厄払いはいつまでに行くの?という疑問にお答えします。
先述したように、基本的には「いつ行っても良い」のです。
一般的には「元旦から節分までの間に済ませる」と言われています。
これはなぜなのでしょうか。
2月3日の節分は、季節を分ける日。
2月4日は立春で春が始まる日とされています。
旧暦では、春から一年が始まるとされていたため、立春である2月4日を元旦、前日の節分である2月3日を大晦日としています。
ですから、新しい年の厄は、(旧暦でいう)年内に落としておこうということで、2月3日までに厄払いに行くことが一般的となりました。
厄払いの時期が過ぎたらできない?
では、厄払いの時期である節分を過ぎたら、厄払いはできないのでしょうか。
答えはNOです。
節分以降も厄払いはしてもらえます。
イメージとしては、元旦から節分までが厄払いのシーズン期間で、それ以降はシーズンオフと言ったら良いでしょうか。
節分以降も時期ではないけれど、厄払いはできるので心配しなくても大丈夫ですよ。
厄払いの時間帯はいつ?
基本的には神社で365日受け付けています。
誕生日に行ったり、大安など日柄の良い日にあわせたりと、行くタイミングは人それぞれです。
元旦から厄払いをしてもらえるので、初詣のときにあわせてという方が多いですね。
厄払いの祈祷時間は神社によって異なりますので、ホームページなどで調べてから行くようにしましょう。
厄払いの日取り2022おすすめは?
厄払いはいつしても良いとはいえ、お日柄など気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは1~2月の厄払いオススメ日をご紹介します。
1日・2日・3日・・・三が日
11日・・・天赦日(最上吉日)と天恩日(吉日)が重なる日
7日・8日・31日・・・大安と天恩日や鬼宿日と天恩日が重なり、縁起の良い日
3日・・・節分
10日・・・初午(2月はじめの午の日)
4日・・・鬼宿日
5日・11日・17日・23日・・・大安
25日・26日・27日・28日・・・天恩日
3月以降の厄払いオススメ日を知りたい方はこちらのサイトで調べてみてくださいね。
厄払いの服装とマナーは?
厄払いに行くときの服装も気になりますよね。
「自分が知らないだけで、何か決まりがあるかもしれない」「自分だけ服装が違ったら恥ずかしい」など、心配になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、好ましい服装について説明します。
厄払いを受ける本人だけでなく付き添いの人も同じような服装で行くようにしましょう。
男性は、スーツに革靴もしくはビジネスカジュアルな服装が好ましいです。
スーツの色は黒やネイビーなどのシックなものが良いですね。
ネクタイもシンプルな白か黒のものが望ましいです。持っていない場合は落ち着いた色のものを選びましょう。
ビジネスカジュアルとは、ジャケットにチノパンやスラックスを履くスタイルです。落ち着いた色を選んでくださいね。
女性は、スーツやワンピースがおすすめです。
持っていない場合は、襟付きの服にスカートやパンツをあわせたキレイめコーデにしましょう。
ストッキングは黒か肌色の派手でないものを着用し、靴はパンプスなどヒールの低いものが良いでしょう。
神社によっては服装を指定しているところもありますので、事前に確認が必要です。
厄払いと厄除けの違いは?
今回は厄払いについてまとめてきましたが、「厄払いと厄除けのちがい」ってご存知でしょうか。
厄払いとは「神仏に祈るなどして、身についたけがれを払い落とすこと」、厄除けは「災難を防ぎ取り払うこと」です。
厄払い |
厄除け |
すでについてしまった悪いものを追い払う |
災難や不幸を除(よ)ける |
密教系のお寺で受けるのが一般的 |
神社で受けるのが一般的 |
通常はどちらか一方で、祈願祈祷を受けて、安心して生活できるようにすることが多いですね。
中には、厄年はいつも何か合って不安だから、「厄払いで悪いものを取り払って身を清めた後に、悪いものを寄せつけないようにする厄除けをする」という人もいるようです。
すべては自分の気持ち次第!なところもあるので、安心して前向きな気持ちで一年過ごせるようにできるような方法を選びましょう。
まとめ
- 厄払いは365日いついってもよい。
- 一般的な慣習としては、元旦から節分までの間に済ませる。
- 厄払いの祈祷時間は、神社によって異なるので事前に確認しておこう
- 厄払いに行くときは、男性はスーツ、女性はスーツやワンピースが好ましい
- 厄払いと厄除けは、意味が異なるが、どちらも安心して一年を過ごせるようにするためのもの。
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