ここ数年で急に耳にするようになった「お盆玉」という言葉。
お盆の帰省時に孫や甥姪などの親戚にあげるおこづかいのことで、お年玉のお盆版のことです。
ここ数年で、急に認知度のあがった習慣です。
子供にとってはうれしい習慣ですが、親や祖父母世代からすると、なんとも迷惑な話ですね(^^;)
今回は、お盆玉をあげるとき、相手が小学生だった場合の相場と甥や姪にもお盆玉をあげなくてはいけないのか?という疑問を解決します♪
お盆玉の小学生の相場は
お盆玉とは、2010年に株式会社マルアイが作った造語です。
マルアイがお盆玉のポチ袋を最初に作った会社なんです。
企業戦力として、「お盆玉」という言葉を流行らせようとしているってことですね(^^;)
実際に認知され始めたのは2014年ころから。
今では約40%の小学生がお盆玉をもらっているというデータがあります。
(出典 三井住友カード株式会社)
小学生の相場
小学生がもらうお盆玉の総額の平均金額は9,345円です。(出典 三井住友カード株式会社)
渡す場合の相場ですが、年齢別の相場はまだデータが出そろっていないので、お年玉の相場を参考としてご紹介します。
小学校高学年 5000円以下
お盆玉はお年玉と同額程度、もしくはお年玉よりも金額を少なくするという意見もあるようです。
お盆玉は甥や姪にもあげる?
帰省して親戚一同で集まる機会があると、甥っ子や姪っ子に会う機会がありますよね。
甥っ子や姪っ子には、これまでも会った時や帰省の時におこづかいを渡していたならそれをお盆玉として渡すのがいいと思います。
今まであげていなかったのなら、自分の意志であげるかどうかを決めれば大丈夫です。
一度あげると毎年あげることになることは確実なので、ご自分があげたいと思ったらあげればいいし、あげるのは負担が大きすぎると感じるならあげなくていいでしょう。
ご自分にもお子さんがいる場合は、事前に親戚同士でお盆玉について話し合っておくのもいいですね。
お盆玉のポチ袋は?
お盆玉には専用のポチ袋が売られています。
前述したマルアイからさまざまな絵柄のお盆玉ポチ袋が出ています。
また、郵便局でもお盆玉のポチ袋を販売しています。
価格は2枚入り200円(税抜)と3枚入り300円(税抜)です。
郵便局がお盆玉袋を取り扱い開始したのが2014年からです。
そのことが話題となって「お盆玉」という言葉の知名度が上昇しました。
100円ショップや文具店では、お盆玉をいう文言は入っていないけれど夏らしい絵のポチ袋がたくさん並んでいます。
必ず「お盆玉」と表記がないといけないと決まりがあるわけではないので、お気に入りのポチ袋に入れて渡してあげましょう。
お盆玉のまとめ
お盆玉という習慣がだんだんと浸透してきました。
あげる側としては、よけいな出費を増やさないでほしいと思ってしまいますが(^^;)
実際に同じようにお盆玉に対して「困る」「迷惑だ」「ふざけるな」といった意見も多いです。
あげるかどうかの判断は自分で決めたいですね!
習慣だから…と必ずあげないといけないと思い込まなくて大丈夫です。
小学生にあげる場合は、
低学年なら3000円以下、高学年は5000円以下です。
甥っ子や姪っ子へは、必ずあげないといけないわけではありません。
ご自分の気持ちで決めましょう!
いやいやあげることになって、帰省が楽しいものでなくなるほうがよくないですからね♪
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