暑くなってくると、そろそろお中元をどうしようか悩む時期ですね。
でも、実はお中元ってかなり面倒ですよね…。
何を贈ろうか迷うし、お金もかかります。
特に親や兄弟、親戚とのお中元のやりとりは、他人行儀だし本当に必要なのか疑問に思うことがありますよね。
お中元とは本来、お世話になっている人への感謝の気持ちとして送るものです。
しかし、なんとなく毎年贈っていてやめどきがわからなくなっているだけの相手には、可能であればやめたいですよね!
今回は、親・兄弟・親戚とのお中元のやりとりをやめたい!と思ったときに相手のかたへの断り方を解説します^^
お中元ってやめてもいいの?
毎年贈っているお中元は、一度送ったらずっと送らなければならないものだと思ってしまいがちです。
しかし場合によっては、やめてしまってもいいんです‼
・金銭的な負担が大きくつらい
・そもそも義務感だけで送っている
・ほかのことで充分に日頃の感謝は伝えている
・ここ何年もお中元やお歳暮以外で接点がない
このような場合にはやめることを検討しましょう!
お中元は相手への感謝を伝えるのが本来の目的です。
感謝の気持ちよりも負担のほうが大きくなっているのなら、それは本来の目的を果たしていません。
心がこもっていない、形式だけの贈り物は「虚礼」といって、失礼なこととされています。
お中元をやめる方法
いざやめることを決断しても、相手への伝え方や断り方で迷ってしまいまよね。
親、兄弟、親戚の場合は縁が切れることはないので、今後も良好な関係でいたいもの。
相手の方ができるだけ嫌な気持ちにならないように気をつけたいですね。
口頭で伝える
自分の親や兄弟、気心のしれた親戚へのお中元をやめたいときは、ストレートに言ってしまうのがベスト。
お互いに送り合っている場合は、「堅苦しいのはやめにしたいから、お中元は今回からなしにしない?」などと伝えると嫌な気持ちになる人は少ないでしょう。
会う機会がある相手ならば、直接話しましょう。
遠方などで会う機会がなければ、電話やメール、ラインなどで伝えるのもいいですね^^
送るのをやめてみる
暑中お見舞いや、年末のお歳暮などでお中元のほかにも日ごろの感謝を伝える機会があるならば、送るのをきっぱりとやめてみるのもひとつの方法です。
もし、暑中お見舞いもお歳暮もしていないということであれば、お中元を贈るのをやめる代わりに暑中お見舞いを送るといいですよ。
相手の方にはそれで「お中元はやめにしたんだな」と伝わるはずです。
暑中お見舞いに近況を書いておけば、こちらの様子を知らせることもでき、相手の方とのご縁が切れることもありません。
お礼状に一言添える
もし相手からお中元が届いた場合は、お礼状を出します。
そこに一言「今後はこのような気遣いはしないでくださいね」と添えれば、お中元を贈り合うのはやめたいというのが伝わります。
お礼状の書き方はあとでご紹介しますね。
親や兄弟で気安い間柄ならば「これからは気遣いしないでね♪」と直接伝えてもいいですね^^
お中元をやめるタイミング
お中元をやめるタイミングってむずかしいですよね。
でもあなたがお中元を負担に思っているなら、相手も同じように考えているかもしれませんよ?
「やめよう」と思いたった時が一番のタイミングとなります。
ほかには環境の変化に応じてやめるという考えもあります。
・転勤、転職
・子どもが大きくなった
・身内に不幸があった
お中元をやめるときのマナー
お中元が相手から届いたのにも関わらず、お礼状も出さず、お返しもせずに一方的にやめてしますのはNGです。
相手の気持ちに感謝し、きちんとお礼状を出しましょう。
そして、その中でお中元をやめたいことを記しましょう。
また、お中元をやめたときになんの音沙汰もなしに、暑中見舞いやお歳暮や年賀状などのすべての季節のあいさつを一斉にやめるのもさけましょう。
相手の方は「なにか悪いことをしたかな?」、「なにかあったのかな?」と心配してしまいます。
口頭やメール、ライン、お手紙などで連絡は取るようにしましょう♪
お中元をやめたいときの手紙の文例
親や兄弟あてにかしこまった手紙を書く機会はないとおもいますが、お世話になったけれども会う機会がなくなった親戚へ、手紙やお礼状でお中元をやめたいことを伝えたいときの文例をご紹介します。
いつも何かと気にかけていただき、お心遣いに感謝しております。
お気持ちは大変ありがたいのですが、今後はこのようなお気遣いはなさいませんようお願い申し上げます。
皆様のご健康を心よりお祈りいたし、お礼かたがたお詫び申し上げます。早々
お中元をやめたいときのやめる方法まとめ
親・兄弟・親戚へのお中元をやめたいときは、やめたいと思ったときがやめるタイミングでした。
やめるときは、急に音信不通になるのではなく、
- 先にお中元をやめたいことを伝えておく
- お中元の代わりに著集お見舞いを出す
- お礼状に今後は気遣いは不要であると書く
といいですよ。
どれくらい儀礼を重んじるかは家庭によってさまざまです。
直接話す機会がある相手でしたら、「やめたいと思っている」と正直に言ってみてもいいのではないでしょうか。
昔お世話になったけれど、疎遠になった親戚であれば暑中お見舞いやお手紙、お礼状などで一言添えておくといいでしょう。
昔ながらの風習はもちろん大切ですが、親や兄弟ならば堅苦しい風習にしばられずとも、日ごろの感謝を伝えるチャンスはありますよね!
お中元をやめたいときの参考になれば、幸いです(^^)
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