芥川賞作家の西村賢太さんが急逝されました。
まだ54歳だったということで若すぎますね。
今回は西村賢太さんが生前に結婚していたのか、家族構成や家族はどんな人だったのか、本人や父親の逮捕歴についてまとめました。
西村賢太の結婚歴や妻は?
芥川賞作家の西村賢太さん死去、54歳 「苦役列車」「暗渠の宿」https://t.co/Ii6kcbYrdP
作家の西村賢太さんが5日、都内の病院で死去しました。54歳でした。
2007年「暗渠の宿」で野間文芸新人賞、11年に「苦役列車」で芥川賞。同作はのちに映画化もされました。 pic.twitter.com/oegKDCVaRJ
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) February 5, 2022
西村賢太さんは54歳で亡くなるまで、一度も結婚はしていません。
よって妻はいないということになります。
お子さんもいません。
西村さんはあえて結婚はしなかったのではないかと思われます。
育った家庭環境の影響からか「家族なんかいらない」と公言していました。
西村賢太の歴代彼女は?
西村賢太さんには、かつては1年ほど同棲していた彼女がいました。
西村さんの小説は「北町貫多」を主人公とした作品が50作以上あります。
その北町貫多が同棲していた彼女の「秋恵」さんは、実際に西村さんが同棲していた彼女をモデルにしているそうです。
35歳で秋恵のモデルだった彼女と別れ、約9年間は誰とも付き合わっていないと言っていました。
2016年に「彼女が4人いる」と発言しています。
ただ、西村賢太さんは非常にユーモアのある人なので、どこからどこまでが本気か冗談かわからないんです(笑)
彼女が4人というのも、西村さんなりのユーモアだった可能性はあります。
ファンレターを送ってくれた人と付き合うこともあると以前言っていました。
やっぱり芥川賞作家ともなるとモテるんですね~。
でもあからさまな金目当ての人も来ると言っていましたね(笑)
西村賢太の家族構成は?
西村賢太さんには、父親、母親、3歳上の姉がいます。
両親は西村さんが小学校5年生の時に離婚しています。
離婚のきっかけは父親が「強姦事件」で逮捕されてしまったためです。
それからすぐ母親が離婚手続きをとり、貧しい生活を送っていたそうです。
そんな母親とは23歳以降音信不通になり、一度も会っていないとのこと。
また姉は18歳で家を出て行ったきり、同じく一切会っていないと言っていました。
まったく会いたいと思うこともないそうです。
かつて「家族は助け合わねばならない」という自民党憲法草案が出ていたころに、西村さんがテレビ番組で、
「ぼくは家族はいらない。家族のことなんかかまっていたらこっちがつぶれる」
「今さら親が面倒みてくれと出てきたら、迷惑だから断る」
ときっぱり言っていました。
西村賢太さんにとっては家族は支え合う存在ではないということでしょうね。
西村賢太の前科と父親の犯罪とは?
西村さんの父親が逮捕されたと先述しましたが、西村さん本人も逮捕され有罪となった経験があります。
父の強盗強姦事件
先述したように、西村賢太さんのお父さんは「強盗強姦事件」で逮捕され刑務所に収容されています。
小学5年生だった逮捕当時は強盗事件だと聞かされていましたが、中学生になってから実は性犯罪であったというのを知ったそうです。
性犯罪だと知ってからはショックのあまり不登校になってしまったそうです。
中学生という多感な年頃に、自分の父親が強姦で捕まったことを知った時の心のダメージははかりしれませんね。
西村賢太の逮捕歴
実は西村さんには2度の逮捕歴があります。
1度目は25歳くらいの頃。
アルバイト先で同僚とケンカをして通報されます。
この時に、駆け付けた警察官を殴ってしまい逮捕されました。
10万円の罰金刑を受けます。
2度目は29歳の時。
酒に酔って、お店にいた他のお客さんに暴行を加えて逮捕されています。
この時は10日間留置され、罰金20万円の刑を受けています。
カッとなったら手が出てしまう性分なのかもしれいないですね。
西村さんの父親もすぐに手が出る人だったそうなので、幼少期の家庭環境がここにも影響しているのかもしれません。
西村賢太の結婚歴と家族まとめ!
小説家の西村賢太さんはこれまでずっと独身で、結婚歴も離婚歴もありませんでした。
家族はいらないと豪語する西村さんなので、結婚は選ばなかったのかもしれないです。
父親が性犯罪を犯して両親が離婚しています。
ご自身も暴行事件で2度逮捕歴がありました。
ユーモアがあり破天荒なイメージがありましたが、幼少期や若い頃は大変苦労されていたのですね。
謹んでお悔やみ申し上げます。
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