【カムチャツカ半島シベルチ火山】噴火で冷夏や寒冷化など日本への影響は?米凶作の可能性を調査!

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ロシアのカムチャツカ半島の東部にあるシベルチ火山で、2023年4月10日の午後10時10分頃に大規模な噴火があったとYahoo!ニュースで見ました。

 

噴煙が1万6000メートルになったということで、かなり大きな噴火だったことがわかります。

 

日本どんな影響があるのか?というのが一番心配なところですが、大規模な噴火が起こると「寒冷化して冷夏になる」と言われていることを知りました。過去には噴火の影響で冷夏になり、米が大凶作になったことも。

 

今回のカムチャツカ半島の噴火でも同じように寒冷化が起こり冷夏になののでは?と不安がよぎりますね。

 

そこでカムチャツカ半島シベルチ火山の噴火

  • 日本への冷夏や寒冷化の影響はある?
  • 米の大凶作の可能性は?

 

こちらについて迫っていきたいと思います!最後まで読んでもらえるとうれしいです。

 

カムチャツカ半島シベルチ火山で大規模な噴火!日本への津波の影響などをチェック

 

ロシアのカムチャツカ半島での大規模な噴火ということで、北海道は千島列島をはさんだ向こうがカムチャツカ半島なので津波などが心配ですよね。

 

カムチャツカ半島シベルチ火山で噴火があったのは日本時間の10日午後10時10分頃で、噴煙は高さが1万6000メートルに達したということです。16kmってことですね。その数値をみたたけでヤバそうです・・・。

 

海をはさんですぐ向こうだというのに、日本への津波の影響はないと発表されたのは4月11日午前5時!影響あったらとっくに津波来ちゃってたというくらい時間がかかってますね。不安で眠れなかった道民の方もいるかもしれません。

 

ひとまず津波は大丈夫そうということですが、大きな噴火があったあとに日本に及ぼす影響として心配されているもののひとつが「冷夏」です。

 

火山の噴火によって寒冷化が引き起こされる可能性があるんです。

 

火山が噴火による噴火物の中に二酸化硫黄(SO2)があります。この二酸化硫黄がエアルゾル(微粒子)となって成層圏に到達すると、数年間も成層圏を漂って太陽光を遮るため気温が下がってしまう現象がおきます。

 

実際に1993年に起きた「平成の米騒動」は、1991年にフィリピンのピナトゥボ山の噴火による冷夏の影響だと言われています。

 

火山が噴火したら必ず寒冷化するというわけではないですが、今回のカムチャツカ半島の噴火は大規模だったようですから、日本は冷夏になっちゃうの?と不安ですよね。

【カムチャツカ半島シベルチ火山】噴火で冷夏や寒冷化など日本への影響は?米凶作の可能性を調査!

 

火山の噴火というと2022年1月にトンガの海底火山が大噴火して大きな被害が出ました。ここ100年の間で最大級の噴火だったそうです。この時は日本でも潮位が1メートルも上昇し、噴煙は20km以上にもなりました。

 

しかし、トンガの噴火による寒冷化はそれほど影響はないと言われています。

 

先述した1993年に日本で起こった「平成の米騒動」を引き起こすきっかけとなったピナトゥボ火山の噴火との違いは二酸化硫黄の放出量ということがデータからわかっているそうです。

 

ピナトゥバ火山の噴火では噴煙は34キロメートルも巻き上がり成層圏にエアルゾルが長く滞留しました。成層圏は高度10~50キロメートルくらいまでの事を指します。

 

この時の噴火で放出された二酸化硫黄は1700万トンもの量でした。一方で、昨年のトンガの海底火山の噴火では40万トンと40分の1の量にとどまりました。

 

これはドンガの噴火は海底火山だったためにガスが海水に溶けて大気中にはあまり出なかったためと考えられています。

 

今回のカムチャツカ半島噴火は海底火山ではありませんし、噴煙は16キロメートル以上になるので硫酸エアルゾルが成層圏に達していると思われます。深刻な寒冷化を引き起こし、冷夏にみまわれるかどうかは二酸化硫黄がどれくらい放出されたか?が鍵になります。

 

計測はこれからの調査を待つことになりそうです。もし日本が冷夏となってしまうと米の不作が懸念されますよね。

 

ピナトゥバ火山の噴火の時には噴火から2年後に夏の気温が平年より2度ほどさがり、大規模な凶作に見舞われました

 

深刻な米不足になってタイ米などを緊急輸入する事態となりました。私は小学生でしたが連日ニュースでタイ米の話題が出ていたのを覚えています。「おいしくない」と不評でしたよね。改めて日本のお米のおいしさに感謝しました。

 

ピナトゥバ火山の噴火と同じようにシベルチ火山の噴火で冷夏となってしまった場合、やはり米は不作になる可能性はあると思います。ただ、かつての平成の米騒動のように深刻な事態にはならないのでは?と考えます。

 

平成の米騒動ではそれまで主力品種のひとつだった「ササニシキ」が冷害に弱いということがわかり、寒さに強い「ひとめぼれ」や「コシヒカリ」への作付転換が進んだためです。

 

もし同じように冷夏となっても平成5年と同じ規模のコメ不足にはならないのではないかと思います。

カムチャツカ半島シベルチ火山の噴火で冷夏への懸念の声

アラフォー世代以降であれば1990年代に海外の大噴火によって冷夏となり、米が大凶作に陥った記憶が残っていると思います。

 

そうした人たちから続々と寒冷化・冷夏やコメの不作に対して心配する声があがっていますね。いくつか紹介します。

 

 

米が不作になると値上がりします。ただえさえ物価がどんどん上がっているのに米まで上がるのは正直ツライ・・・。

 

 

日本だけでなく世界各地で寒冷化が起きる心配があります。

 

あのピナツボ火山の噴火後、数年続いた冷夏のような、地球規模の影響はないのだろうか?

 

やはり1991年のフィリピン・ピナトゥバ火山の噴火で起こった冷夏のことを連想してしまいます。

 

\軽石が漂着する可能性についてはこちらからどうぞ/

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