女子ソフトボール日本代表の後藤希友(みう)選手をご存知でしょうか?
中学3年生で日本代表に選ばれ、日本代表史上最年少で選出された話題の選手です。
東京オリンピックでは19歳。
19歳と若い選手ですが、日本代表歴はなんと約5年!
若いだけでなく、経験を多く持つ後藤希友選手です。
どのような選手か気になりますよね。
未来の若きエース、後藤希(みう)友選手の球速や成績、出身中学高校などプロフィールを詳しく紹介していきますね。
後藤希友(みう)の最高球速と得意球種は?
後藤希友投手はサウスポー(左投げ)です。
後藤選手の最速はなんと110キロ!
そして、主な球種はこちらです。
- ドロップ・・・・・・野球でいうフォークボール。打者の手前で落ちるボール
- チェンジアップ・・・ストレートと同じフォームで球速が違うボール
- スプリット・・・・・ドロップボールより浅く落ちるボール
- クロスファイアー・・逆サイド(対角線になる)に鋭く投げ込まれるストレート
これらのボールを使いピッチングを組み立てています。
特にクロスファイアーは有効なボールです。
右打者からすると内角に深く入ってくるボールは打ちづらく、打者を圧倒することが出来るからです。
サウスポーの他にも後藤投手の特徴が2つあります。
1.腕の長さは一般的には身長と同じと言われていますが、後藤選手の場合は173㎝の身長に対して約180㎝と、約7㎝長い腕から投げられるストレート。
2.握力は47キロと一般女性の約2倍!
握力が強いという事はボールの回転力を強くすることが出来るので、スプリットのような難しいボールを投げることが出来ます。
後藤選手の特徴をまとめると、ソフトボールでは珍しいサウスポーの投手で、高身長(173㎝)で腕が長くしなやかなピッチングをすることが出来る選手です。
これだけ素晴らしい体格を持っていて、最年少の日本代表メンバー。
これからも楽しみな選手ですよね!
後藤希友(みう)のこれまでの成績は?
中学生から代表メンバーに選出されている後藤選手ですが、学生時代の成績は2018年インターハイ準優勝としか主な成績はありませんでした。
2020年には、日本女子ソフトボールリーグで新人賞受賞!
この年の防御率は1.42で4位。
日本人選手としては一番高い防御率。
何と5勝無敗!勝率100%です。
中学生の時から、代表メンバー入りしている実力は伊達じゃないですね。
後藤希友(みう)投手の出身中学は?
後藤選手は、名古屋市立日比野中学校の出身です。
幼いころはピアノを約9年習っていていましたが、北京オリンピックで金メダルを獲ったソフトボールに感動し、小学校4年生からソフトボールを始めました。
ソフトボールを始めたころから投手としてプレーをしていて、日々練習に明け暮れていました。
それから約6年で努力が実を結び、最年少中学3年生で24歳以下の日本代表に選ばれ国際大会にも出場を果たしています。
後藤希友(みう)投手の高校は?
高校はソフトボールで有名な、愛知県の東海学園高等学校に進学しました。
高校2年生の時に日本代表に選ばれ、3年生の時にはアメリカとの対抗戦で国際大会出場も果たしています。
高校時代では、基礎トレーニングをしっかりと行い身長は173㎝になり体重も増えました。
そして、なんと最速110キロのストレートを投げることが出来るようになっています。
日本代表の上野由岐子投手の高校時の最速が112キロとほぼ同じです。
そして身長もほぼ同じで上野投手は174㎝。
まだまだ成長の可能性があり、期待が大きい後藤選手。
そして最大の武器は、ソフトボールでは珍しいサウスポー!
後藤選手がどんな、ピッチングをするのか事項でもっと詳しく紹介していきますね。
後藤希友(みう)のプロフィール
後藤希友選手のプロフィールをご紹介します。
- 後藤希友(みう)
- 2001年3月2日生まれ
- AB型
- 愛知県出身
- 名古屋市日比野中学校
- 東海学園高等学校
- トヨタ自動車 2019~
- 投手(ピッチャー)
- 左投左打
【中学】
NTS優秀選手【2016年】
日本U19代表 日本U24-B代表【2017、18年】
日本代表強化指定選手
【2019年】
日本U-19代表 日本代表強化指定選手
高校卒業後はトヨタ自動車に入社。
チームには同じ左利きのアメリカ代表のモニカ・アボット投手が所属しています。
若い時から世界目線でプレーをし、同じチームにも世界レベルの選手がいる素晴らしい環境です。
まだまだ成長が期待できる後藤選手。
未来の日本代表のエースとして活躍する、後藤選手を見てみたいですよね。
まとめ
チーム内で一番若く、サウスポーで高身長と恵まれた体格を持つ選手です。
若さだけでなく、15歳から代表メンバーに選ばれ、国際大会にも出場経験がある後藤選手。
成長期に世界レベルの選手を見て育った経験は、今後さらなる成長が期待できますよね。
まずは後藤選手が東京オリンピックという大きな舞台で、活躍することを祈りつつ女子ソフトボール日本代表が金メダル獲得できるよう応援しましょう!
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