2022年秋ドラマ「silent」が見逃し配信の歴代最高記録を出すなど、話題ですね。
目黒蓮さん演じる佐倉想と川口春奈さん演じる青羽紬のやり取りに毎話「泣ける」と言われます。
聴覚障害者となってからの想は声は出すことはなく、しゃべりません。
しかし、話せないといわけではなく、家族とは声で話をしていることがわかりました。
なぜサイレントの佐倉想は話せるのにも関わらず、普段は話さないのでしょうか?
その理由3つを考察します。
サイレント想は実は話せる
耳が聞こえなくなってからも、家族にだけは自分の”声”で話してる想#silent #目黒蓮 #川口春奈 pic.twitter.com/wrCnkeCDdI
— 𝓼𝓱𝓾 (@nyueyexhrun2) October 20, 2022
第3話で家に訪れた妹の萌に声で話しかけています。
想は紬と再会してから今までずっと言葉を発さなかったので、病気が原因で話せなくなってしまったのでは?と疑問を持つ視聴者が多くいました。
萌とは会話をしていることから、話せなかったのではなく、話さなかったというのが正しいことがわかりました。
サイレント想が話さないのはなぜ?
実は話すことはできるのに、家族以外の前では話さない理由はなんでしょうか?
これまでのストーリーや想の言動から4つの理由を考察します。
過去の自分との分断のため
想は病気が発覚してから、紬とも湊斗や他の友達とも連絡を絶っていました。
紬と再会した時も手話で
- いつか電話もできなくなる
- 一緒に音楽も聴けない
- 声も聞けない
そして「俺たち、もう話せないんだよ」と泣きながら伝えています。
あのね…「好きだったから」と訳された部分は"好き"と"関係性は過去から今も変わらない/今も続く"という2つの手話でできてて。だから直訳すると「好きだから」になるの…過去形じゃなくて現在も。私は考察できないからよくわかんないけどとにかくとりあえず泣いた#silent pic.twitter.com/6iktaDVZvN
— Lemon🐳☂️ (@kdrama_lemon) October 7, 2022
あえて手話を使うことで聴力があった頃の自分と、もう好きだった人の声を聞けない自分はもう違うのだと考えているのかもしれません。
うまく話せないから
想は18歳までは耳が聞こえていました。
聴力がほぼなくなったのは3年前で、中途失聴者です。
途中で聴力を失った人はしゃべれる人は多いのですが、自分の声も聞こえないので声の大きさや正確な発音がわからなくなっていきます。
うまく話せない姿を他人には見せたくないと考えているため、話さない選択をしている可能性があります。
聴覚障がい者だと気づかれにくいから
第3話で妹の萌に声で話しかけたとき「声で話しかけられると聞こえてる気がしちゃう」と言われています。
しゃべりかけられると聞こえないことを忘れられたり、聴覚障害があると気づかれにくいです。
他人に声で話しかけて声で返されても会話ができないため、あえて手話を使っている可能性があります。
物語の伏線
今は語られていませんが、想なりの考え方や新たな事実などが発覚する可能性も考えられます。
紬は想の「声」が好きだったというのが鍵になりそうです。
物語の重要な要素かもしれませんね。
サイレント想が話さない理由まとめ
ドラマ「silent」の佐倉想は聴力はほぼ失っていますが、声は出せるので話せることがわかりました。
なぜ、紬たちの前では話すことはなく、手話のみなのか理由を考察しました。
かつての自分たちと現在の自分たちは違うのだというのを表現しているのではないでしょうか。
最終話までにもう一度、想が紬の名前を声で呼んでくれる展開を期待します!
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