砂糖を使わずヘルシ―で、腸活にもいいということで、発酵あんこを作る人が今増えています。
発酵あんこは、その名の通りあずきに米麹を混ぜて発酵させたものです。
小豆麹とも呼ばれています。
発酵あんこの作り方で一番簡単と言われているのが、炊飯器を使って麹を発酵させるというものです。
しかし、炊飯器を使わなくてももっと手軽に発酵あんこを作ることができないかな?と思って、魔法瓶を使って作ってみることにしました!
結果、とっても簡単においしい発酵あんこを作ることができました(^^)/
今回は、
- 発酵あんこの魔法瓶で簡単にできる作り方(ステンレスボトルや水筒も可)
- 魔法瓶で作った発酵あんこの味
- 発酵あんこの保存方法
こちらについて実際に作ってみた感想をレビューします!
発酵あんこの魔法瓶を使った作り方
魔法瓶を使った発酵あんこの作り方を順番に説明しますね。
発酵あんこの材料
材料はこの4つだけです。
小豆 | 100g |
米麹(乾燥) | 100g(小豆と同量) |
塩 | 小さじ1/4 |
水 | 300㎖~ |
魔法瓶は家にあった500㎖用の水筒を使用しました!
楽天にこんな便利なキットも売ってます。
送料無料です♪
くみんちゅキッチンさんのレシピを参考に、水筒で作りやすいようにくみんちゅさんのレシピの半分の分量で作りました(^^)
小豆をゆでる
まず、小豆をゆでる工程です。
- 小豆をよく洗い、鍋にたっぷりのお水と小豆を入れて火にかける。
- 沸騰したらそのまま5分ゆでる。
- 5分後、小豆をザルにあげてお湯切りする。(渋切り)
- 鍋に小豆と水300mlを入れて火にかける。
- 沸騰したら弱火にして、1時間ほど煮る。
- 途中で水がなくなったら1カップくらい足す。
- 小豆が指で簡単につぶせるようになったらOK!
- 塩を加えて水分を飛ばす。
- お好みでマッシャーなどでつぶす。
ゆであずきの完成~!
ゆであずきを米麹と混ぜる
- あずきの温度が60度~65度に下がるまで放置して冷ます←重要
- 60度くらいになったら、米麹を加えて混ぜる
- 水を50~100ml入れて混ぜる
- 少しドロっとなるくらいの質感になったらOK!
あんこを発酵させる
- 温度が下がらないうちにすばやく魔法瓶にあんこを入れる。
- できれば2~3時間置きにあんこの温度を確認する。
3.55度以下になっていれば、鍋で60度まで温める。
4.水分が少なくなっていたら、少し足す。
5.8時間経てば、完成‼
おいしそうな発酵あんこができました‼
上記の分量で500㎖の水筒にぴったり入る量でした。
発酵あんこを魔法瓶で作る時のコツ
実際に作ってみて、思ったことや気をつけたことをまとめます!
①あずきを煮る時
あずきを柔らかく煮る時間は1時間ちょっとかかりました。
弱火にしていても水がなくなってしまったので、全部で3回100mlずつ水を都度追加しました!
水がなくならないように時々チェックした方がいいです(^^)
②ゆであずきができた後
わたしはこしあんが好きなので、マッシャーで軽くつぶしました。
つぶあんがお好みならつぶさなくても大丈夫です。
③発酵させる時
2~3時間おきに温度と水分をチェックしてみてください。
水分が少なすぎると、発酵がうまくいきません。
しかし多すぎても水っぽくておいしくならないので、少しずつ加えるのがいいです(^^)
水を加えるときも60度くらいのぬるま湯にすると、あんこの温度が下がらないですよ。
発酵あんこを魔法瓶で作る時の注意点
注意する点は、あんこの温度です。
厳密にいうと、米麹の温度。
麹というのは温度が高すぎるても低すぎても働きが弱くなってしまいます。
つまり、きちんと発酵されません。
80度を超えると麹菌が死んでしまいます。
60度は麹の中の酵素が最も働く温度で、糖度が出ます。
この温度で発酵させることであんこが甘くなりなるんです(^^)
発酵させる間は2~3時間おきにあんこの温度をチェックして、55度以下になっていたら鍋で温め直します。
このときも、65度以上にはならないようにしてくださいね!
わたしはちょっと温度を高くしすぎたようで、甘みが少しもの足りない気がします(^^;)
失敗もいい経験です!(笑)
発酵あんこの失敗の原因とおいしく作るポイントはこちらで紹介しています。
発酵あんこを魔法瓶で作った時の味をレビュー!
せっかく8時間も発酵させて作るのだから、おいしく作りたいですね!
魔法瓶で作っても味はおいしいのか気になりますよね?
できあがってすぐに食べてみましたが、ほんのりした甘さでおいしいあんこですよ(*^^*)
上記の通り私は温度を高くしすぎたので、若干甘さが不足している感じもありますが(^^;)それでもほんのりした甘さは感じることができました!
発酵3時間後に試食したときはまったく甘くなかったので、やはり6~8時間は発酵は必要だと実感しました。
発酵あんこ(小豆麹)は砂糖を使わないので、市販のたっぷり砂糖が入っているゆであずきに比べるともちろん甘さは控えめです。
さっぱりめのあんこという感じでしょうか。
その分、普通のあんこよりも糖質は30%もカットすることができるようですよ。
他にも炊飯器なしでできる発酵あんこの作り方をまとめています(^^)
発酵あんこを魔法瓶で作ったあとの保存方法
発酵あんこは完成したら冷蔵庫か冷凍庫で保存します。
常温だと発酵が進んでしまうので保存できません。
冷蔵庫は1週間で食べきるようにしてください。
冷凍庫なら1か月ほど保存が可能です!
わたしは離乳食の保存で使っていたブロックトレーに入れて冷凍しました(^^)/
食べるときは、解凍は自然解凍でおこなってくださいね。
加熱しちゃうと高温で麹菌がダメになってしまうので(>_<)
発酵あんこのを作ったあとの食べ方
できあがった発酵あんこは普通のあんこと同じように食べることができます。
おもちにのせたり、トーストにのせたり♪
冷凍した発酵あんこを凍ったままアイスのように食べるのもおいしいですよ~。
どちらももおいしかったです!
発酵あんこの魔法瓶での作り方!味やコツを実際に作ってレビュー!まとめ
発酵あんこ(小豆麹)を実際に魔法瓶で作った作り方やコツ、味をレビューしました!
魔法瓶や水筒は家庭にもひとつはありますよね。
この方法ならば、炊飯器を長時間保温して作る必要がないので電気代もお得です(^^)
発酵食品への関心の高まりとともに、腸に良く糖質も少ないデザートとしてますます注目されそうな発酵あんこ。
お手軽に作れますので、ぜひ作ってみてください(^^)/
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