2021年に甲府市で夫婦を殺害したうえで住宅を放火した当時19歳だった遠藤裕喜(ゆうき)被告に対して検察が死刑を求刑したと2023年12月11日のニュースで見ました。
被害者夫婦の長女に交際を断られた遠藤裕喜が夫婦を殺害して妹に怪我を負わせたという残虐な事件です。被告はこれまでに被害者や遺族である長女に謝罪すら述べていないそうです。
遠藤裕喜は複雑な家庭環境で育ったため精神状態が不安定とニュース記事にありました。殺人事件を生い立ちのせいにするのは違うんじゃないか?と思いますが、未成年者が重大な犯罪を犯した場合、両親から適切な養育を受けていないケースもよく耳にします。
遠藤裕喜もそのような家庭環境だったのでしょうか?
- 遠藤祐樹の複雑な生い立ちとは?
- 父親が前科アリ、母親は再婚であたおか?
こちらについて調べていきたいと思います。最後まで読んでもらえるとうれしいです。
遠藤裕喜(甲府夫婦殺害放火事件の犯人)に死刑が求刑される!
甲府 夫婦殺害放火事件裁判 当時19歳の被告に検察 死刑求刑https://t.co/ynJmad9o93#nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) December 11, 2023
甲府市で夫婦が殺害され、次女に怪我を負わせた上で住宅を全焼されたという事件は2年以上前に起きましたが記憶に残っています。
これほど残忍な犯行を行ったのが当時19歳の少年で、動機が「被害者夫婦の長女にフラれたから」とおよそ殺人を起こすとは理解しがたい動機だったため当時はかなりの衝撃でした。
フラれたといっても別れ話のもつれじゃなく、付き合ってもいない段階で告白して断られたというだけです。そんなことで本人に危害を加えることも許しがたいですがその家族を殺害するなんて、どういう思考回路なの?と。
被害者についてはこちら↓
ニュース記事によると遠藤裕喜は複雑な家庭環境で育ったため精神が不安定であると弁護側が主張しています。
これに対して弁護側は、被告は複雑な家庭環境で育ったため精神状態が不安定で、事件当時は不本意な進路もあって感情をコントロールできず、刑事責任能力が大きく減退した心神耗弱状態だったと主張。
引用:Yahooニュース
複雑な家庭環境で育っても善と悪はわかりますよね?もしわからないなら、それは両親の教育がきちんとされていないか、本人に何か重大な病気があるか?しかありません。
裁判では遠藤裕喜に責任能力はあったと判断されているので、後者ではないでしょう。ですが、複雑な家庭環境で育ったというのは気になります。
もしかして両親にも問題があるってことでしょうか?
ますます遠藤裕喜の両親や生い立ちが気になってきましたので、調べていきたいと思います。
【顔画像】遠藤裕喜の生い立ちが壮絶!父親は逮捕に母親が再婚で奇行少年だった過去に迫る
遠藤裕喜
絶対に忘れないようにしたい pic.twitter.com/wvlKzN9iVN— まめぴっぽ (@C9SDV2hLnx67990) December 6, 2023
↑こちらが遠藤裕喜被告です。高校では生徒会長をしていましたが友人がほとんどいない陰キャだったそうです。
ですが、生徒会長をするくらいなので無遅刻無欠席で真面目な生徒で教師からは信頼されていたといいます。ただ、中学生時代は学校へほとんど出席していない不登校児でした。
ちょうどその頃、遠藤裕喜の家庭では大きな変化が立て続けに起きていたことが分かりました。
遠藤裕喜の旧姓は渡辺だそうですが、おそらく父親の名字でしょう。
甲府に引っ越して1年後に母親が再婚し、異母妹も誕生しています。再婚相手は裕福な人だったため小学生ながらiPhoneを与えられるなど高級な持ち物を自慢することもあったそうです。
これは確かに精神が不安定になる要素があったと言える要因だと思います。
さらに母親はちょっと変わった人物だったようで、小学生時代の遠藤裕喜が友達のゲームソフトを盗んでしまい、相手の母親が連絡してきた時には「うちの子がそんなことするはずない」と遠藤裕喜に事実確認をすることなく突っぱねたそうです。
んー、ここでもやはり謝罪していないんですね・・・。子供がいけないことをしたら親が謝罪するものなんですが。
あと母親が異常に過保護だったという情報もあります。帰宅時間が遅いと鬼のように電話をかけてきていたとか。
そんな生い立ちの影響もあるのか、遠藤裕喜には奇行や不気味な行動が多かったと同級生が証言しています。
- いきなり笑い出す
- ぶつぶつと独り言をいう
- 生徒会長なのに話し合いの場でひとりで折り紙をする
- 暗くて怖い
- 休み時間もひとりでゲーム
被害者の井上さん夫妻の長女にはティファニーの商品を一方的に送り付けるなどしており、長女からストーカー認定されていたようです。
すべての奇行や思考が両親のせいとは思いませんが、幼少期に精神的に辛い思いをしてきたであろうことはわかりました。だからといって殺人を擁護することは一切できません。
求刑は死刑ですので社会復帰は困難だと思われますが、せめて反省し殺めてしまった井上さん夫妻に謝罪してほしいと思います。
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