20204年1月に公開予定の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のキャストが発表され、カガリ役を21年も務めた進藤尚美さんが降板となることが発表されました。
カガリは超重要なキャラクターで人気も高いので、ショックを受けたファンがたくさんいますね。
ガンダムの公式サイトは声優交代について「話し合いを重ねました結果」とだけ報告しており、なにか含みがある表現ですよね?声優さんの体調不良などが理由だったらきちんとその旨を発表しているはずなので、何か言いづらい事情があったのかな?と思いました。
以前からガンダムSEEDの福田己津央監督と進藤尚美さんの間にはトラブルや不仲がささやかれていたという情報をTwitterで見かけたので、
- 劇場版ガンダムSEEDでカガリの声優交代の理由は?
- 進藤尚美と福田監督との喧嘩やトラブルの内容とは?
こちらについて調査していきます!最後まで読んでもらえるとうれしいです。
ガンダムSEED劇場版でカガリ役の進藤尚美が声優を降板!
劇場版『ガンダムSEED』カガリ役が変更でファン驚き 新PV公開でキャラ声お披露目(写真 全10枚)https://t.co/tBUANGLpTH
#劇場版ガンダムSEED #カガリの声 #SEEDFREEDOM
— ORICON NEWS【アニメ】 (@oricon_anime_) August 7, 2023
20年前にテレビアニメで放映されたガンダムシリーズ『ガンダムSEED」がようやく映画化されるということで、文字通りファン待望の作品だと思います。SEEDの映画は一度製作が白紙になってしまったことがありますので・・・。
2023年8月8日にキャストが発表されました。SEEDからのキャラクターはほとんどの声優が続投となりましたが、主要キャラクターのひとりであるカガリだけが進藤尚美さんから森なな子さん変更となっています。
これにはSEEDファンはかなり落胆しています。20年以上もカガリは進藤さんの声で親しんできましたし、カガリってめちゃくちゃ人気キャラですもんね。あの声でないと嫌!って気持ち、わかります。
公式サイトではカガリ役が変更となったことの説明が掲載されていますが、交代の理由について具体的には何も説明されていない状態です。
「この度、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の制作にあたり、カガリ・ユラ・アスハ役のキャストがTV版より変更となりました。本件につきましては、弊社および関係各位で話し合いを重ねました結果となります」
引用:ガンダムSEED FREEDOM公式サイト
話し合いをしたってことは続投を目指していたのではないかと受け取れますが、このお茶を濁した書き方は何か大人の事情があったことは明らかですね。
どんな理由で進藤尚美さんは代表作のひとつであるカガリ役を降板することになったのか、気になるので調べていくことにしました!
ガンダムSEEDカガリの声優交代はなぜか理由は?進藤尚美と監督のトラブルを調査!
劇場版『ガンダムSEED』カガリの声優変更 進藤尚美→森なな子が担当https://t.co/6BHKEEJJgQ
公式によると、変更は「話し合いを重ねた結果」によるもの。近年もゲームやパチンコで続投しており、疑問の声があがっている。公式は理解を呼びかけつつ、関係各所への問い合わせを控えるよう伝えた。 pic.twitter.com/5s3SUuGH28
— ORICON NEWS【アニメ】 (@oricon_anime_) August 8, 2023
ガンダムSEED FREEDOMでカガリ役を進藤尚美さんが降板したことはショックを受けると同時にどこかで「やっぱり」と感じた長年のファンは多かったようです。
というのも、カガリはSEEDで重要な人物であったにも関わらず続編となるガンダムSEED DESTINYでは出番が激減し、進藤さんは以降のドラマCDやコンプリートBOXのオーディオコメンタリーにも出演していません。
その後に発売されたゲーム(スーパーロボット大戦やSDガンダムGジェネレーション)にもカガリには声がついていないという不自然な現象が起きています。
その頃から、ガンダムSEEDの福田己津央監督やSEEDの脚本家で福田監督の妻でもある両澤千晶(もろわさちあき)さんとケンカをして不仲であるという噂が流れていました。
どれも進藤尚美さん本人や声優さん、製作スタッフに証言ではなく噂の域を出ないのですが、そもそも福田監督がかなりワンマンで自分の思い通りに進めないと気が済まないようです。
ガンダムSEEDの脚本家である両澤千晶さんは福田監督の奥さんで、福田監督の指名でSEEDの脚本家に決定しました。それまでの両澤さんの脚本家としての経験や実績はほぼゼロです。いわゆるコネ。
そしてその脚本が非常に遅執で制作現場はつねに間に合うかどうかのギリギリの状態だったとか。
まだ自分の都合や好き嫌いでストーリーの設定を変更したり、素直に従わないスタッフを辞めさせたりもしていたと言われています。
特にSEED DESTINY(種死)では主人公はシンであったはずがいつの間にか主人公はキラに代わっており、クレジットの順番も途中から一番上がキラに変わってしまいました。
進藤尚美さんはこの主人公であるはずのシンの扱いがあまりにひどいということを監督に意見したと言われています。それが福田監督の逆鱗に触れて進藤さんが担当していたカガリの出番まで減らされたという噂です。
これもあくまで噂なのですが、この監督の対応に進藤さん側も怒って「もう二度とカガリはやらない」と言ったとか言わないとか・・・。
こじれにこじれた両者の溝は20年近くたっても埋まらなかったようです。
現に、カガリ以外のキャストはすべて続投であり、進藤さんは声優業を休業しているわけでも引退しているわけでもありません。今の第一線で活躍しています。
交代しなくてはならない理由は製作者サイドか進藤さん側かもしくは両方がやりたくないという理由以外ありえないんですよね。
監督が辞めさせたというよりも進藤さんが拒否したのかもしれません。
実は福田夫妻には他にもいろいろと悪い噂があり、声優や制作陣にもかなり嫌われていたのでは?とまで言われています。本当かどうかわかりませんが、良い噂がものすごく少ないのは事実です・・・。
ガンダムSEEDの福田監督は評判が悪くて現在は干された?
カガリ役の進藤尚美さんと福田監督・両澤夫妻の確執の噂は昔からあったものの、確信は得られないまま約20年経ちました。
そして、映画化するにあたりカガリのみがキャスト変更とあって真実実をおびてきましたね・・・。
ファンの意見では進藤さん擁護派が圧倒的多数で、福田監督へは批判的な意見が目立ちます。
ガンダムSEEDやDESTINYでは監督と脚本家の妻への評判が悪いという噂が数多く出ているのですが、カガリの声優交代のところでも先述した意見が対立すると担当キャラの出番をなくす以外にも
- 脚本家は監督の妻でコネ採用
- 脚本が遅れてスケジュールがひっ迫
- 1度目の映画化の話は脚本家の変更を打診されたが監督がOKしなかったためにすべて計画が白紙になった
- 1回目のの映画化の話では主題歌まですでに完成していた
- 鈴村健一さん(シン役)と坂本真綾(ルナマリア)さんの結婚を知らされていなかった
などが主な噂の内容です。スケジュールのひっ迫は噂ではなく事実であり、制作関係者がブログで暴露しています。独裁的でかつ脚本が遅かったらしくわがままと言われていたようです。
特に一度動き出した映画化という一大プロジェクトを白紙に戻してしまったことは製作側にもファンも大きく失望させてしまいました。
悪評が目立ったせいか、当時のサンライズの社長と懇意にしていたのでSEEDの監督を任されましたが、社長が退任してからは業界を干されているともっぱらの噂でした・・・。
今回は無事に映画化することになりましたが、カガリの声優交代によって引っ掛かりが残る感じですね。
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